

今日のテーマは「Oculus Questを楽しむのに必要なPCスペック」です。

このページの内容
Oculus Quest や VR をもっと楽しみたい
前回記事でも書いたんですけど、Oculus Questのコンテンツ数はそれほど多くありません。
そんな中で、特殊な方法でゲームソフトを遊べるようにしたり、VRChat内で自分で何かを創造していくことが求められます。ゲームの楽しさはユーザー自身がつくる、そういう段階に来ていると思うのです。
だから、Oculus Questをもっともっと楽しむ為に、そしてこれからのVR界を楽しむ為にも高性能なPCを持っておくというのは正しい選択だと思い始めたのです。
例えば...
[box class="glay_box" title=""]Oculus QuestでSteam VRのゲームを遊びたい!! → ALVR(※1)を使おう!! → 高性能PC要るんじゃん...。
PCでSteam VR(※2)のゲームを遊びたい!! → ある程度のPCスペックは欲しい...。
VRChatのアバターつくりたい!! → Blenderを使おう!! → 自分のPCじゃ厳しい...。
VRChatのワールドつくりたい!! → Unityを使おう!! → すぐフリーズして作業にならない...。
※1 ALVR(Air Light VR)とは、PCで遊ぶことのできるVRソフトをワイヤレスでOculus GoやOculus Questに転送して遊べるようにしてしまうソフトのことです。
※2 Steam VRとは、VRゲームを遊ぶためのプラットフォーム(アプリケーション)です。Steam VR内でゲームソフトの購入やダウンロードを行うことが可能です。
※3 VRChatとはVR版SNSであり、仮想空間でほかのプレイヤーとコミュニケーションが取れるアプリです。詳しく知りたい方はこちら
[/box]
とまあ、いろいろな場面で性能の良いPCが欲しいと思うことはあるわけですね。

各やりたいことの推奨スペック
ここでは、何をするのにどれくらいのPCスペックが必要なのかをまとめます。
※ここで紹介するのは、複数のサイトから得た知見であり、性能を保証するものではありません。
ちなみにCPU, GPUの性能比較表のリンクを貼っておきますので参考にしてください。
Steam VRをプレイする推奨PCスペック
Steam VRとは、VRゲームを遊ぶためのプラットフォーム(アプリケーション)です。必要なスペックは実際のところ、プレイするVRタイトルによりますが、基準となる推奨スペックは以下のとおりです。
項目 | 推奨スペック |
OS | OS Windows 7 SP1(64bit) 以上 |
CPU | Intel Core i5-4590 以上 |
GPU | GeForce GTX 970 or 1060以上 Radeon R9 290 以上 Radeon RX 480 以上 |
RAM | 8GB以上 |
出力端子 | HDMI 1.4 ×1 USB (VRハードウェアによって必要なポート数は異なる) |
参考:ニコニコ大百科(仮)
ALVRを導入するのに推奨されるPCスペック
ALVR(Air Light VR)とは、PCで遊ぶことのできるVRソフトをワイヤレスでOculus GoやOculus Questに転送して遊べるようにしてしまうソフトのことです。
(※このソフトを使うには、まずSteam VRをインストールする必要があります。)
項目 | 推奨スペック |
OS | Windows 10(Windows 7はNVIDIA GPUのみサポート) |
GPU | GeForce GTX 1060 or 970以上 |
参考:Github, JoyToKeyにはあまり関係のない話
VRChat (デスクトップモード及びSteam VR内)の推奨スペック
デスクトップモードとはデスクトップPC(VR表示させない)で遊ぶということ。Steam VR内というのはVRゴーグルを使ってVRとして表示させて遊ぶ場合のこと。VRchat日本wikiでも述べられていますが、推奨されるのはどちらも、これくらいのスペックです。
項目 | 推奨スペック |
OS | Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 |
CPU | Intel Core i5 4590, AMD FX 8350 以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 970, AMD Radeon R9 290 以上 |
RAM | 4GB 以上 |
参考:VRchat日本wiki
Unityを使うのに推奨されるPCスペック
VRChatでアバターやワールドを作ろうとする際に使う必要があるのが、「Unity」という編集ソフトです。VRChat以外にも、3Dゲームの開発などを幅広く行うのに使われるソフトです。
項目 | 推奨スペック |
OS | Windows7、8.1、10(64bit)またはmacOS 10.11+ |
CPU | Intel Core i5 以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 以上 |
RAM | 8GB 以上 |
空きストレージ | 500GB以上 |
Blenderを使うのに推奨されるPCスペック
VRChat用アバターを作成するのに利用されるソフトが「Blender」です。
項目 | 推奨スペック |
OS | 64bit |
CPU | Intel Core i5 4コア 以上 |
GPU | 2GB以上(OpenGL 3.2以上対応) |
RAM | 8GB |
ディスプレイ | 1920×1080 ✕1枚 |
全部まとめた推奨スペック
前述の使い方を全部考慮すると、これぐらいのスペックになりますね。
項目 | 推奨スペック |
OS | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 以上 |
GPU | GeForce GTX 970 or 1060以上 Radeon R9 290 以上 |
RAM | 8GB |
その他 | ストレージはSSD240GB以上、HDD500GB程度はあった方が何かと良い。 |

▼ちょっと調べてみましょう!!
ゲーミングPCとしての見解
ちなみに「ゲーミングPC」として検索をかけてみたところ、すごく詳細に書かれていたのが以下のページ。
基本的に要求されるスペックは同程度だと感じました。というか、目的に合わせて少し幅をもたせて詳細に書かれています。メモリは16GB以上を推奨されています。
最後に

▼続編は次の記事をご覧ください!!


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