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我々はいつだってつながることができます。家族や友達がいつどこで何をしているか
すぐにわかるし、気持ちを伝えあうことができます。
しかし、それは逆にいえば、常に誰かに見られているということです。ずっと何かを問われるということです。何かを伝え続けなければならないということです。
便利である一方で、そのコミュニケーションの取り方に疲れてしまう人もいるでしょう。最近の若者に多いのではないでしょうか。
そんな中で、今日は考えさせられるコミュニケーションツールを紹介いたします。
wesignというものです。
見ての通り、ライトです。さて、機能を紹介しますが...
2人の人間がそれぞれ1台ずつ家にwesignを置きます。これらはwifiを通じて接続されます。
片方の1人が家に帰ってきてwesignに明かりを灯すと、もう一人のほうのwesignの下部のLEDに明かりが灯ります。
それを見て、「お、帰ってきたんだね。おかえり」と。心の中でつぶやきます。
たった、それだけです。
それだけですが、それで十分です。むしろ他に何が必要だというのでしょう?(´・ω・`)
今日は仕事が大変だったとか、明日の天気はどうだろうとか、
そういった他愛もない会話は、結局のところ愛情表現の手段であることが多いように思います。
しかし、会話じゃなくとも愛情を表現することは可能です。むしろ、会話じゃないからこそ良いのです。
考えても見てください。会話にさえならないのに、ちゃんと明かりを灯してくれるんですよ?
つまり、何かを知りたくて接してくるわけではないのです。
相手がこの世界に確かに生きていて、それを自分に伝えてくれる。ここに生きているよと伝えてくれる。
そういうツールなのです。
いくらでも便利になる今の時代、便利さだけを追い求めても、本当に価値のあるものは見出せないのかもしれません。


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