
今日はおもしろい事実、というか研究結果を知ったので教えたいと思います。
それは、脳を鍛えるのに最も効果的な方法は、勉強をするとか脳トレをするとかそういうことではなく
「運動」することだということです。
人間はストレスを感じるとコルチゾールとよばれるホルモンが分泌されて、戦闘態勢に入ります。
このコルチゾールが多い状態だと脳も身体も緊張して心拍数が増加します。
ストレスはさらに扁桃体を興奮させ、次のストレスを生み出し、ひどいときにはパニック発作を生み出すことになります。
これに対抗するのが海馬です。海馬は興奮やパニック発作を防ぐブレーキの役割をしています。
しかし、仕事のストレスなどで長期間、大量のコルチゾールを分泌し続けていると、
コルチゾールは海馬を委縮させてしまうのです。
海馬は記憶の中枢の役割を担っているため、海馬が委縮すると記憶力の低下など脳機能の低下を引き起こしてしまいます。
さてさて、ここからが本題ですが
運動によって身体に刺激を与えるとき、それは一種のストレスとなり、コルチゾールが分泌されます。
しかし、運動をやめると、コルチゾールは運動前のレベルまで下がります。
運動を習慣づければ、ストレスを感じてもコルチゾールが分泌されにくくなるとのことです。
つまり、ストレスに対して過剰に反応しないように身体をしつけてやる、ということです。(^^)ナルホド
したがって、運動、とくにランニングやサイクリングなどの有酸素運動を習慣づけると、
ストレスを感じるのが確実に減っていき、脳機能も向上していくとのことです。
今回の内容は、サンマーク出版、アンダース・ハンセン著「BRAIN 一流の頭脳」を参考としています。
本書の中では、ここに述べた以外にも「運動」が脳機能にもたらす有用性をまんべんなく解説されています。
ここで紹介したのはほんの一部です
最新の科学的知見に基づいた究極の英知ともいえる本書、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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