
みなさん、いかがお過ごしでしょうか(^^)
こんばんは、ハドソンです。
私ハドソンは久しぶりに、小説を読みました。
2018年 本屋大賞 堂々の第一位 辻村深月さんの「かがみの孤城」です。
少しずつ読もうと思いましたが、3分の1を過ぎたあたりから止まらなくなって、
次の日が会社なのに深夜の3時くらいまで読んでしまいました( ̄◇ ̄;)
せっかくなので、さらっと内容を紹介しますね。
そんなにネタバレはしませんが、この時点で「この本を読む」と決めた方は、私の話はきかなくてもいいかもしれません。
さて、内容ですが、
本作は、学校での居場所を失くした主人公 こころ が、
ある日、自分の部屋で突如輝き始めた鏡の中の「城」に入り込み、
そこで出会った「おおかみ様」や 他の少年たちと共に
「城」や「願いを叶える鍵」をめぐる一種の謎解きをしていく物語です。
本作の面白いところは、''主人公が学校での居場所を失う''といった現実味のある設定が
物語の導入部分から盛り込まれているのにかかわらず、
読み進めていくと、
''家にある鏡から異世界の城へ行ける''というファンタジー的な幻想
へと読者を連れて行ってくれるところだと思います。
また、城へとたどり着いてから、仲間と共に時間を過ごすアットホームな雰囲気、その中で生じる登場人物たちの心情の変化、城の仕組みを推理していく謎解き要素、などなど、たくさん考えさせられる作品です。
公式の紹介文に''生きづらさを感じているすべての人に贈る物語''とある通り、
本当に心が温まる作品で、子供から大人まで読んでほしいと感じました。
そういえば昔、辻村さんの「冷たい校舎の時は止まる」を読んだことがあるけど、
あれも独特な世界観だったなぁ...。辻村さんの作品、他にも読んでみようかな...
などと、読みたい本が増えていくのも読書の楽しみですね。
このブログでは本の紹介は初めてですが、今後も機会があればみなさんに紹介したいと思っています(*'▽')


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